物理の次に攻略すべきは化学です。(生物はセンターで受験しただけですので、解説しません。)
京大医学部に入るための勉強の紹介ーその2; 戦略編こちらでも紹介しましたように、化学は点数は取りやすいけれども、最後まで気は抜けない科目です。
感覚的には
範囲は物理より狭い、しかし、覚えることは物理より多い
という感じですね。数学や英語と違って、問題の傾向は難関大でもある程度の上限があるので、しっかり対策している人との差は大きいです。対策しない人は合格から遠くなります。
少々身の上話も入るのですが、学習の効率的な方法は理解されているのでしょうか?
最も効率的な学習法とされているのが、
短期間でざっとその範囲のことを勉強し、なんとなく『フック』『アンカー』的なものを頭にいれる
↓
その『フック』を手がかりに間を埋めるように学習する。その際にまだ理解ができないことがあれば、理解できない、として記録しておく
↓
3周目くらいで難しいと思って、横に置いていたものをしっかり理解するように勉強する
というものです。
私は中高一貫の進学校(一応)に通い、真面目に授業を受けていた方なので、だいたい中3の真ん中位の時期には高3までのすべての過程を一周していました。
もちろん、よくわかっていないですし、テスト前によくわからないなりに、その学期内で板書されていたことをなんとなく理解して、なんとなく答えを書いていました。
なので、高1で2周目が始まったときに、『あー、これ昔やってたな』『なんとなくわかってきたかも』という感じでした。
知り合いに、高3の最後にギリギリ全過程が終わる、とか聞くと、『そんなん受験間に合うん??』と思います。
現役で合格する確率を上げようと思うと、前もって全過程を終わらせる必要があります。少なくとも高2の終わりには1周しておかないと、流石に厳しいと思います。
そうなると、やはり、Webで講義が受けられるスタイルのほうが合理的なんですよね。
いつもオススメしている東進衛星予備校です。
私も実際化学を取っていました。けれども、その時の講師はすでにおられないです。
東進衛星予備校でササッと全過程を済ませてしまいましょう。理解していれば学校の勉強はしなくても点数取れるはずです。(塾行っているから学校のテストの点数が悪いというのはおかしな話です。)
物理も化学も数学と異なり、小学校のときの知識(算数の計算など)がないと理解ができない、というものではありません。
基本的には一番難しいとされている講義を取ったとしても、前提知識などはすべて講義されているはずです。
理解できない場合は、何回も見直し、理解できるまで考える、人に質問する、ことしかありません。
なので、中途半端な講義を取るのではなく、最高級の講義を受講するべきだと思います。お金も時間ももったいないので。
最高級の講義を何回も聞いた方が、中途半端な講義を取って、次に違う講義を取って、とすることよりもずっと勉強になります。
講義を一通り聞いて、理解をしたら、次は力試しです。
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昔からある名著ですね。
その後は、過去問に挑戦しましょう!
得点源となる、物理・化学の勉強法を紹介しました。
いずれにしても早くに全体を一周すること以上に重要なことはありません。
今すぐ始めましょう!