需要があるかないかわかりませんが、意外とこういうブログが無かったので、なんとなく作成してみます。
私はかなり理数系に極振りしており、英語は普通、国語は苦手でした。
なので、自信を持って紹介できるのは理数系になります。
こちらでも記載しましたが、基本は『理解の分解』と『考える時間』を確保することだと思っています。
京大医学部を目指す、というのであれば、少々辛口な文章になりますが、書いていきます。
私が中学校くらいに読んでいた『金田一少年の事件簿』で事件解決のために『困難の分割』という考え方が紹介されていました。子供心に『なんというアイデアなんだ!』と驚いた記憶があります。
つまり、難しいことをstep by stepに分解して、時間的・空間的に異なる時点で解決することで難しいことを成し遂げるということです。難しいことを一気にやるな、ということですね。
昔、個別指導で教えていたときに、『どこがわからないの?』と聞いたら、『この問題がわかりません』と言われました。
そうじゃない
『この問題のこの式変化の部分がわかりません』と聞いて欲しいのです。
もしくは
『この問題の解答を見たのですが、なぜこのような解き方が最初に思いつくのかがわかりません』と聞いてほしいのです。(補足すると、解き方が一気にわかる、という意味ではなく、なぜベクトルを使って解くと思いついたのか、などのことです)
このように、詰まった瞬間、を自覚し、言語化しましょう。ここが分かりさえすれば、問題が解けるのに、というポイントをおさえることです。
これを意識して、単元の最初から勉強していれば、分からないが積み重なって迷子になることはないのですが、、
分からないが積み重なって、ベクトルの扱いが全くできないのであれば、ベクトルの扱いが慣れるように簡単な練習問題を何回も解きましょう。それこそ、身に染み付いて、大人になっても使えるレベルで。(基本的に京大医学部出身の親は子供の問題が解けると思いますよ、それくらい身にしみて理解しています。)
私は数学がとても得意ですが、別に問題を見た瞬間に解放が思いついているわけではありません。
それこそ、トライアンドエラー(試行錯誤)を何回も繰り返しています。
それが慣れすぎているため、問題を見て、『うわ、、わからん、、』となっても、そこで怯まずに、思いつく限りに色々な方法を試してみる、というだけです。
学校や塾の先生が問題をすぐに解いているのを見ると
『問題はあのように解くのだ』
と誤解するかもしれませんね。でも、現実は違います。彼らは問題集の解法を予め見ているのです。要はカンニングです。
大半の先生より賢い(失礼)私が断言します。
『問題を解くには時間がかかるし、悩みます』
普段の宿題とかで問題がわからなければ、ずっと考えていればいいんです。ご飯食べながらでも、お風呂入りながらでも、寝る前のベッドの中でも考えるのです。
そうやって、ずっと考えていれば、頭の中に回路が形成されていきます。
また、自分の考える癖が見えてきます。
間違えやすい、自分の癖が見えてきます。
いつもこのアプローチしか思い浮かばなくて行き詰まるんだよな、、そういう場合はどうするんだっけ??という蓄積ができます。
時間に追われて、ちゃんと考えずに、答えを写すくらいなら、やらない方がマシだし、
塾にとりあえず行って、寝てるくらいなら、行かずに家で学校の授業を100%仕上げた方がマシです。
自分が100%理解している円を拡張する、それが勉強のコツであり、これは内的な行動です。
外から課題が降ってくる、外からの圧力でやるものではないです。(少なくとも京大医学部以上を目指すなら)
最近は色々とオンラインでの授業をやっているところもあるようですが、
私のときは東進衛星予備校くらいしかなかったのではないかな??
理数系に関して言えば、『数より質』なので、東進衛星予備校で講義を取っていました。
1, 分からないところがあれば、ストップして、じっくり考える時間が作れる。何度も同じ説明が聞ける。
2, 逆にもうすでに理解しているところは1.5倍速でさっさと終わらせる。
3, 私の場合は、中3、高1くらいで高3の講義を取っていました。理数系は先取りができるのが魅力ですね。
4, 通学時間が要らない。
5, 眠くて集中力がないときは、一回ベッドで寝てから、起きてから授業を聞けばいい。
なんなくわかっていただけるかと思いますが、私は授業を受けるその瞬間を全集中して理解しようとします。ただノートを取る時間なんて、時間の無駄です。その場で理解する!という強い意識をつけましょう。
この時代、オンラインで授業を受けない意味が分からない、、
授業をぼーっと聞いて理解できる天才なら、話は別ですが、
普通に受かりたいな、ちょっと厳しいかな、と思うのであれば、時間を無駄にしている暇はありません。
授業の一瞬、一瞬をちゃんと理解するようにしましょう。
授業で教えてもらうという受け身ではなく、授業でなにかを必ず得るんだ、という積極的な姿勢が大事だと思います。